トウモロコシは世界の三大穀物の一つと呼ばれていて、多くの国で生産されています。トウモロコシには糖分が多く含まれていて高カロリーで、リンや鉄、ビタミンB1、ナイアシンをたくさん含んでいます。
たんぱく質も多少含まれていますが、必須アミノ酸がほとんどないので、たんぱく質としては供給源にはなりません。トウモロコシのほとんどは豚などの家畜の飼料やエタノールの原料として使われます。
トウモロコシの主要な生産国は米国・中国・ブラジルですが、輸出面で市場に大きな影響を与える国は、米国・中国・アルゼンチンなどとなります。世界のトウモロコシの年間総生産量は2007年度で7億2000万トン、主要な生産国の米国の生産量は世界全体の約4割を占めています。
日本は世界最大のトウモロコシの輸入国で、全世界の輸入総量の約20%を占めています。トウモロコシはそのほとんどが家畜の飼料用として使用されています。日本国内では約70%は家畜の飼料、残りの30%が食品用、加工用に利用されています。最近では近代化の進むアジア地域で、食文化の変化から需要が多くなっています。
最近では、米国でトウモロコシの約3割がエタノールに加工されていて、原油価格の上昇に伴って、消費量が増える傾向にあります。世界一の穀物先物市場であるシカゴ商品取引所に上場されるコーン先物価格は、世界のトウモロコシ価格の基準となっています。日本のトウモロコシの先物市場は、東京穀物商品取引所です。
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